農業は自然を相手に野菜を作ります。
ということは、単に農家さんの努力だけではカバーできないほどのリスクと隣り合わせの状況だということなのです。
台風がくるのは農家さんのせいじゃありませんし、雨が多いのも、日照りが続くのも、虫が発生するのも農家さんの責任ではありません。
しかし、現在のように、農家さんが野菜をつくり商品となり得た野菜だけに値段を付けて売るという方法では、そのリスクが農家さんだけに多いかぶさってしまいます。
その結果として、おいしさよりも商品としての完成度の高い野菜をつくるための種の品種改良が進んだり、虫に食われないために農薬を蒔いたり、安定的な環境をつくることのできる施設栽培がされるようになっていきました。
ただし、こうした結果は、消費者としてもうれしいことではありませんでした。最近になって、「見た目は悪くても、昔食べたような野菜らしい野菜が食べたい」「農薬をつかっていない、安全な野菜を食べたい」そんな声が大きくなっています。
そうした乖離の状況の解決方法の一つとしてつくられたコミュニティがCSAです。
そのためには、農家さんと消費者が一緒になり、農家さんと話し合いながら、おいしくて安全な野菜をつくりを目指し、自然のリスクを一緒に背負う、「共同体」のようなしくみはすばらしいと思います。
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