| ■伊藤 こんにちは。
トージバの活動を教えていただけますか?
■神澤さん
トージバは、2002年に今の主要メンバーである渡辺さん、ハッタさんと出逢い、「人と人が気軽に集まれる場」をつくりたいという思いを共にしたことからスタートしました。
トージバという言葉の由来は、銭湯で治療する「湯治場」からきていて、人が出逢い、智恵、技術、個性を交換しあっていけるような「日常の中の湯治場」づくりをしたいという思いをこめています。
2004年に千葉の君津で「笹カフェ」という期間限定のカフェや、東京の足立区で使われなくなった銭湯を使って「銭湯カフェ」を開き、ライブやイベントなどをしたのですが、とても評判がよく、いつの間にか仲間が増え、様々な活動に広がっていきました。
今トージバで行っている活動を大きくまとめると、まず1つに『都市と農村を結ぶとりくみ』というものがあって、その中での具体的な活動としては、「大豆レボリューション」という大豆プロジェクトがります。
これは、大豆トラスト(オーナー制度)や、大豆を通したコミュニティづくりをしています。そして、「バンブーファクトリー」という竹を軸としたプロジェクトでは、竹の有効活用と竹林再生を目指して、竹をつかった「竹テント」などを作っています。
もう一つに『都市でのとりくみ』があって、国分寺のカフェスローでのイベントプロジェクトががあります。
これはNPOのナマケモノクラブ、カフェスローとのコラボで、定期的に「半農半X」のイベントや、「地大豆のイベント」を行っています。そして、「東京朝一アースデーマーケット」というプロジェクトがあり、これは東京に朝市をコンセプトに、東京で朝市を開催しています。これはやさい暮らしも一緒に実行委員をしていますね。
■伊藤
なぜ「場」づくりから、都市と農村の交流のような活動になっていったのですか?
■神澤さん
農業系のNPOにも携わっていたこともあり、農村に行く機会が多かったのですが、そうした経験のなかで、日本の自給率の低さや、遊休農地が多いことが気になりだして、遊休農地のように日本の使われなくなってしまった資源を掘り起こしていくようなことが出来ないかと思うようになりました。
そして、僕の子供がアトピーだったこともあって、食について考えさせられるということもありました。
そこで、「まず、僕たちにできることをはじめよう!」と。
あまり難しくは考えず、とにかく自分たちにできることを、実践してきました。
誰かが実践してリードしていかなくては世の中は変わらないから、頭で考えすぎずに、楽しく実践していくということがとても大切だと思ってるんです。
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