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ずいぶん前から、「無農薬野菜」「減農薬野菜」という表示を見かけなくなったと思いませんか?
実は、平成4年に「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」というものが制定され、これまで「無農薬野菜」「減農薬野菜」と呼ばれているものが、「特別栽培農産物」と総称されるようになりました。
この表示を見ただけですと、有機野菜とどう違うのか、農薬をつかっているのかいないのか、ということが分かりづらいかと思います。
以下に整理しましたので、参考にしてみてください。 |
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特別農産物とは、以下のものを表示する呼び方です。
1: 農薬の使用回数が、同じ地域の普通の栽培よりも、5割以下で栽培された野菜や米
2: 化学肥料の窒素成分量が、同じ地域の普通の栽培よりも、5割以下で栽培された野菜や米
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●良い点
・特別な栽培であることが分かる
パッケージには、農薬はどれだけ使ったか、化学肥料はどれだけ使ったか、栽培責任者の名前、住所、連絡先などを記載することが義務づけられていますので、裏までよく見れば、どのような栽培方法であるかを知ることができます
●悪い点
・何を基準に5割以下としているかという点があいまい
基準となるのは、同じ地域の普通の栽培方法で、それぞれの地方の公共団体が定めることになっています。 そのため、表示上は同じ5割減であっても、日本全国で比較すると、内容にバラツキが出てしまうことが考えられます。
・ガイドラインなので罰則がない
たとえ、違反をしていたとしても、これ自体がガイドラインなので、罰則は与えられません。
・農薬を一切使っていなくても、半分使っても同じ表示になってしまう
農家さんを取材をしていて「たとえ1回でもいいから、農薬を使えればどれだけ楽か」という言葉を聞いたことがあります。農薬を使える栽培と、一切農薬を使わない栽培では、その苦労には差があります。しかし、このガイドラインでは、無農薬という言葉をつかえなくなってしまったので、その差を表現することが、難しくなってしまいました。(パッケージ内に詳細表示は可能です)
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「有機野菜」の表示と、「特別農産物」の表示は、残念ながら同じモノサシではつくられていません。
英語検定とTOEICのような違いで、似ているし重複する部分はあるけれど、基準自体が違う、「別の規格」と思っていただければ良いかと思います。
それぞれが、別々に制定されているので、スーパーマーケットなどで両者を選ぶ立場にある生活者の立場からすると、分かりづらくなってしまっているのです。
以下が、これらを簡単に表にしたものです。
やさい暮らしで紹介している農産物は、ピンク色の、農薬や化学肥料を使っていないけれど、有機認定を取得していないため、有機野菜と表示していない農産物になります。 |
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【参考:】
農林水産省 特別栽培農産物に係る表示ガイドライン http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/pdf/tokusai_01.pdf
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